コラム Vol.28

コラム Vol.28

北欧の子供部屋とレイキモッキ

最近日本でもよく見かけるようになった北欧雑貨や家具のお店。北欧をイメージしたカフェやレストランも連日多くの方で賑わっているのを感じます。洗練されたデザインやワンポイントの色使いなど、落ち着いた雰囲気の中にある遊び心を感じる北欧のインテリアが浸透してきましたね。当社でログハウスを建てられたオーナー様の中にもカントリースタイルだけでなく、フィンランドスタイルを好まれる方も増えてきました。フィンランドログハウスには北欧のインテリアがとてもフィットし、リビングやダイニング、キッチンや主寝室などお部屋に思い思いのこだわりのデザインをされています。そんな中、インテリアに悩まれている方が多いのは子供部屋ではないでしょうか。今回はフィンランドの子供部屋と過ごし方について少しお話しさせて頂きます。

01.北欧の子供部屋

一年を通して冬が長く、日照時間の短いフィンランドでは古くから白を基調とした落ち着きのある色合いで統一するのがフィンランドスタイルでしたが、近年ではフィンランド出身の有名なデザイナーも多く、ビビットカラーや幾何学模様を入れるのがトレンドになっています。特に子供部屋は可愛らしさを重点に置いてデザインされています。子供部屋も考えは同じく、白壁をベースとして、一部を黄色や赤など少しビビット色の強い壁紙を貼ったり、カラフルな家具や遊具を置くなど、アクセントを入れたデザインが好まれています。お子様の成長は速く、好みも変わってしまいます。でも、だからこそ一生で一度しかない子供の頃にこだわりのインテリアにしてみてはいかがでしょうか。最初の子供部屋は両親が子供に送る大切なプレゼントになります。

02.レイキモッキとは

フィンランドには子供が産まれると「レイキモッキ(leikkimökki)」と呼ばれる小屋を建てる習慣があります。“leikki”とはフィンランド語で「遊び」、“mökki”が「別荘」という意味です。主に子供の成長を促す目的で使われる子供専用のお家で、一般的には木を使って建てられます。お父さんが子供の為に庭先に建て、子供が小学校に通うくらいまで使われることが多いようです。この中で遊ばせることで、子供たちに早い段階から独立心を促し、親離れをさせる目的があります。自分の家を持つことで責任感や精神面を養い、遊びながらに学ばせるのがフィンランド流。インテリアや家具も自分でコーディネートすることで、北欧のセンスは小さな頃から養われているのではないでしょうか。家族での時間を大切にするフィンランドの人々は、自立心を促しつつもしっかりと親が関わりあって子育てを行います。距離を取ることでより一層家族間のつながりが深く感じられるのかもしれませんね。