オーナーズライフ Vol.30

オーナーズライフ Vol.30

「自分探し」をおてつだい
暮らしとともに成長する家

S 様(東京都中野区)

こだわりのアトリエ

今回のオーナーズライフは、東京都に Feel 賃貸をご建築された S 様をご紹介します。
 
都心からほど近い中野区の閑静な住宅街 で一際目をひく 2 棟の建物。一方は戸建てタイプの賃貸住宅、もう一方はグラフィック デザイナーであるS様のアトリエになっています。
 
S様は戸建ての賃貸住宅と自身のアトリエ を併設して建てる計画のもと、情報収集を行い、ご家族で当社展示場にご来場いただきました。「昔から旅行の時にログハウスに泊まったり、アウトドアをすることは好きなのですが、まさか東京の住宅街にログハウスが建 られるとは思っていませんでした。」

最初は家の仕様なんて気にしていなかったS様ですが、ご来場をきっかけに無垢の木の家の良さを知って頂き、最終的に当社に決めて頂きました。「高齢で普段から咳をしがちな母が、フィールさんの展示場にいる間は咳をしなかったんです。それで木の家は賃貸で住む方にとってもいいんじゃないかと思いました。」決め手はなんとお母様の咳だったようですね。

—- 一度に2棟分ということで決めることも多くて大変だったと思いますが、いかがでしたか?
「賃貸住宅だからって安普請(やすぶしん) にはしたくないし、自分のアトリエなら尚更納得できる建物にしたかった。海外のログハウスを参考にしながら床の素材やアクセントになる壁の色を決めていきました。」
「当初、2 棟の外観は異なるテイストを考えていたのですが、相談していく中で統一感のあるデザインにする方向でまとまりました。」
同じ黒の外壁でもメタルと木製のサイディングを使い分けたり、アクセントにオレンジの塗装を入れることで表情豊かな2棟になりましたね。

実際にご建築を進めていく中では、記録的な台風の影響などもあり、工事が進まずご心配をおかけしてしまった部分もありました (フィンランドのログハウスメーカー、Huvila Seppälä 社代表)が、昨年秋に完成し、賃貸住宅の借主さんも決まりました。
 
趣味はモノづくりというS様ですが、デザイナーの本業とは別に革の鞄なども制作しており、アトリエの1階を工房として、2階をデザインの仕事場として使っています。1階の工房は階段下を利用した収納棚にちょうどよく材料の革が納められ、自作の棚にも作品や道具が所狭しと並んでいます。特にお気に入りだという大きな作業台は、床材の余りを利用して作ったそうです。「いままで木工の DIYをやる方ではなかったけれど、大工さんに教えてもらったりしてるうちに、なんだかいろいろ作ってみたくなりました。」「もともと家自体が “ラフ ” だから、できた時が完成じゃない。暮らしの中でモノと一体化しながら、成長していく家という感じです。」

家に創作意欲を刺激されたというS様。ますますクラフトの方にも力を入れ、アトリエでワークショップを開催したり、将来的にはガラス張りのショップに改装するプランなどアイデアは尽きません。「鞄を作るときも、あえて細かい部分までは決めずに作り始めてしまいます。作っていくうちに湧いてくるイメージも大切にしたい。最初からできるものが分かっていたら面白くないじゃないですか。」最近初めて作ってみたという洋服を見せて頂きながら、やってみたいことが多くて時間が足りない、「まだまだ自分探しの途中」と話すS様。忙しい時はロフトに置いてある寝袋で仮眠をとることもあるそうなので、お体に気を付けてこれからもこのアトリエでの暮らしを楽しんで頂きたいです。