フィンランド通信 Vol.37

フィンランド通信 Vol.37

冬のフィンランド、現地工場へ行ってきました!

フィンランドへは欧州最速10時間

今年2月、日本は冬真っ只中―北部が北極圏に位置するフィンランドでは極端に日照時間が短くなり、最も寒さの厳しい極夜の時期が明け、ようやく日照時間が増えてきた頃―当社のログ材を加工しているフィンランドの工場へ視察に行ってきました。

フィンランドへは日本から約10時間のフライト、フィンエアーの「欧州最速」というキャッチコピー通り、ヨーロッパの中でもとても短い時間で行くことが可能です。

工場へは、首都ヘルシンキ近郊の国際空港に到着してすぐに国内線に乗り換えて、近くの街バーサまで向かいます。あとは車でひたすらと進めば、1時間半ほどでアラヤルヴィという小さな町のFeel工場に到着です。

日本で車移動する感覚とは違い、1時間半の走行でも軽く130kmほどあります(北海道も似たような感覚かもしれませんね)。夏季であれば、白樺林と湖といったフィンランドの大自然を感じながらのドライブですが、冬ということもあり、深々とした静かな風景に少し寂しさを感じます。
フィンランドに到着した日はその冬最後の寒い日だったようで、南寄りのこの町でも-23℃という極寒を体感し、輝くダイヤモンドダストが普通に見られる光景には改めてフィンランドに来た実感を受けました。

工場には定期的に訪問していて、主にお客様のすまいに使用されるログ材の品質と加工のチェックを行い、常に高い品質を維持できるようにしています。
今回の訪問でも現地スタッフとのミーティングを行い、日本のお客様により満足して頂けるように今までご建築頂いたお客様からのご意見や感想などを踏まえて、改善点や新しい取り組みなどを話し合いました。

工場以外にも建具メーカーなどを回り、ログハウスをはじめ住宅市場の動向など、現地の最新情報の収集を行いました。 住宅の快適性への意識が日本に比べて軒並み高い欧州の中でも、真冬は-40℃まで下がることもある北欧では、建物に対する断熱・蓄熱への意識がとても高く、各メーカーが質の高い製品を作っています。

さて、寒かったのも初日だけで、その後は-5℃~0℃くらいの比較的落ち着いた寒さが続きました。真冬は閑散とし、いつもは外を歩く人がいなくなるフィンランドですが、視察期間中がちょうど国民の長期休暇にあたったようで、海外観光客ではなくフィンランドの方々で街は活気にあふれていました。

そしてフィンランド渡航の際の楽しみとして、やはりサウナは欠かせません。サウナで会議をした方が捗る、と言われるほど国民の間で古くから親しまれ、日常の一部となっているサウナ。以前にこのコーナーでも特集をしているので、気になる方はチェックしてみてくださいね。
とにかく日本のサウナとは全く違い、一度体験したら世界観が変わると言っても過言ではありません! ちなみに現地の方に日本のサウナ文化について訊かれたので、TVを観ながら入る、と伝えるととても笑っていました。

フィンランドを訪れるたびに、季節毎の美しい自然や気候、正直で素朴な国民性は日本人にとっても居心地がよく、馴染みやすい国だと感じます。
皆様も次のご旅行先として、候補に入れてみてはいかがでしょうか。きっと満足して頂けると思います。